眼窩底骨折

マンションの更新、保険の更新、免許の更新と書類が一気に届いた。住所と名前を書いて送り返したり、振り込んだりするだけなのだけれど、簡単な作業ほどいちいち面倒でやる気が起きない。

 

そういう理由からか、2週間以上かかってようやく医者からの診断書が上がってきた。記入するとこ5箇所くらいしかないのにどんだけ時間かかってんだよ!って思ったけど人のこと言えない。

 

(骨折の話は2012年9月下旬から10月までの記事を参照)

 

骨折の名前は「眼窩(がんか)底骨折」。吹き抜け骨折とも言うらしい。複視、眼球陥没、顔面手術・・・と調べれば調べるほど恐い言葉が出てきて眼がかゆくなってきたのでやめよう。

 

自分の場合は、顔半分のしびれを伴ったけど、眼球は陥没しなかったのでそのまま自然治癒することになった(そして吹き抜けたまま固まった)。しびれも1ヶ月くらいでほとんど感じなくなって、今はたまに気になるくらいだ。日常生活には全く支障ない。でもまたスポーツに復帰出来るかと言われると躊躇する。肉体的にはもう固まっているしスポーツくらい大丈夫なのだろうけど、精神的には不安感が常につきまとう。そういう意味ではもう昔に戻れない。

 

怪我して1ヶ月くらいは毎朝「起きて眼が陥没してたらどうしよう」という恐怖と共に眼を開けていた。眠りも普段より浅かった。手術をせずに済んで運が良かったとも言えるけど、本当に運がいいのは何も怪我せずに済んでる人たちで、そこは無理に前向きさを押しつけずに「怪我して運いい訳ねーだろ」とやさぐれてしまう怪我人の気持ちをどうか周囲の方にはご理解いただきたい。

 

大きな悩みも小さな悩みも有効期限を過ぎたら消滅すればいいのに、こういうのだけ自動更新するのやめてほしい。