雨のズーラシア
ズーラシアへ行った。
以前、入園してすぐにいるゾウに感嘆して時間使い過ぎた結果、ズーラシアの看板動物であるオカピを見ずに閉園、という苦い思い出をふまえ、今回はバスでオカピの丘まで先回りすることにした。
「いうこと聞かない子はあのバスに乗せられて、どこか知らないところにしまわれちゃうよ」って前に並んでたお父さんが息子に言っていた。どうやらズーラシアにはしまっちゃうおじさんが生息してるらしい。ちなみにこのバスはまばたきをする。こわかわいい。
着いて早速ファーストオカピ。
これで今日のミッション終了。でも一応もう少し園内を回ることにした。
アカカワイノシシたちをしばし見学。
実はこの部屋の隣に1匹だけアカカワイノシシがいた。「なんで1匹だけ別なの?」と子供が尋ねると、お母さんは「ほかの子とうまくやれない子は、ひとりになっちゃうのよ。」と人間社会にも通じる奥深い回答をしていた。
このあと雨が降り出し、気温は急降下。前回同様早足で退園することになった。雨が降ると、動物たちは雨宿りしてほとんど動かないし、ズーラシアの閉園は16時半だけど実際16時には撤収してしまう動物たちもいるので、やっぱり動物園は晴れた日の朝早くから行きたい。そういう意味では、オットセイが水槽の中をすぃーすぃー右から左、左から右と延々泳いでいて、「お前は全天候型でいいよな!」って思った。