マックで60秒サービスを体験した日の話

久々にマックへ行ったら、30秒くらいでハンバーガー出てきた。

 

どうやら「ENJOY!60秒サービス!」のおかげらしいけど、あの「ヨーイ、ドン!」的な緊張感が注文前から半端なくて、普段飲まないのにうっかりホットコーヒーとか注文しちゃって、あーやっぱり爽健美・・・とか言える空気じゃなくて、砂時計をのんびり見る暇もなくベーコンレタスバーガーセットが出来上がってた。

 

誰のためのENJOY?客?現場?そう、上層部!

 

彼らは知らない、僕らのような気弱でのんびりした人間は、60秒以内に出せたぜエヘン!なプレミアムローストコーヒーの無料券よりも、ナプキン1枚つけてくれた方がよっぽどありがたいことを。そう、僕らのような気弱でのんびりした人間は、60秒のプレッシャーにけおされて、ナプキンを取り忘れたまま席につき、あーしまった取り忘れたけど今更ガタガタ立ってあそこまで行って取りに行くのもなんか隣の席の人に悪いし、とかつまらない心配をした結果、ポテトの油と塩でまみれた手を眺めながら、もはやいただいたプレミアムローストコーヒーの無料券で手を拭くしかないと考える、そういう人間なのだ。

 

あぁ、どうせ僕はミルクと砂糖はお使いになれるけど、ナプキンはお使いになれない人間!

 

60秒サービスのおかげでそんなこと考えた。何だかんだENJOYしたらしい。