年を取りつつある今日このごろ

今日はクリームで手持ちの革靴や革鞄を磨いたり、クロスで銀製品を磨いたり、そんな優雅な感じで1日過ごしていた。持ち物の手入れとか今まで全然やる方ではなかったけれど、手入れをしていない持ち物を身につけることでにじみ出るみすぼらしさを感じ取るようになってきて、気が向いたときにやるようにしている。あとは、消化できないほどの量を取り込むことで得られた刹那的な充実感にひたれた頃へ別れを告げ、厳選したものを長く使うことで得られる愛着という喜びを楽しめるようになった。これが年を取ったってやつだろうか。

 

フェイスブックもブログもツイッターも、少し見ていないだけであっという間に知らないことだらけになる。あの取り残された劣等感を強烈に煽ってくる力には参る。だけど毎日溢れるほどの情報を読み込むことで劣等感を薄めることに時間を費やすよりも、純度の高い思いを熟成させていくことに集中できるようになって、ネットの楽しみ方が変わった。うむ、やはり年を取ったらしい。