蜜ろうクレヨンを使ったストレス解消法
新しいストレス解消法を見つけた。
いろいろやりきれない思いに悩まされたら、とりあえず蜜ろうクレヨン(以下クレヨン)を好きなだけ画用紙の上に削る。自分の嫌いなところを思い浮かべながら力を込めて削るとなおよし。
気が済んだら画用紙を折って、布を置き、アイロンで数秒温める。今日の気分は高温5秒。温度はお好みで。心は焦がしても紙は焦がさないように。
アイロンと布を外して画用紙を開くと、クレヨンが溶けてこうなる。
誰に見せるわけでもないので(今見せちゃってるけど)、気が狂ったと思われるのを気にせずやりましょう。どうせ世の中の大半の人の心の中はこんな感じだから。
「ハロー、僕ら地球で生まれた天使!水と緑は大切にね!!
誰だい、肺の形を連想するって言った人は?」
でもやっぱり心の闇を見られたくない人は、直接アイロンを数秒あてて温めたアイロン台に、画用紙を置いてクレヨンを塗ると溶けて伸ばせるので、絵の具のような感覚で色を重ねることが出来る(ちなみに説明書にはホットプレートの上に紙を置いて描く方法が紹介されていたが、家にホットプレートがなかったので諦めた)。さっきの方法とはえらい違いだ。とても同じ画材とは思えない。これなら気が済むまでやっても「カーテンの柄を考えている」と言えば怪しまれない。でも調子に乗ってやり過ぎるとクレヨンがめっちゃ減る。
使ったのはこのクレヨン。 手はそんなに汚れないし、臭いもほとんど気にならないのでいい年した大人でも安心して使える。
シュトックマー 蜜ろうクレヨン ブロック8色 缶入り 61005
- 出版社/メーカー: シュトックマー
- メディア: オフィス用品
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注意事項は、アイロンにクレヨンがついたり、アイロン台に画用紙から染み出したクレヨンの色が移ったりすると、今後会社に着ていくワイシャツが全てアート作品になってしまうので、いらない布をアイロン台に敷くなどして対策を万全にして臨むこと。
あとは上手く描こうと気張ると、結局気に入らないものが出来て逆にストレスが増え、本末転倒になる。作品を作っているわけではなく、あくまでもストレスを解消するためだと割り切れば、どんなに気持ちの悪いもの(つまり今日紹介した写真のような)が出来ても受け入れられる。何も気にせず好きにやればよい。心のもやもやを絵にして客観的に眺めると、意外と笑い飛ばせる。