不合理ラジオ

車を運転しながらラジオを聴いていたら、THE YELLOW MONKEYの「プライマル。」が流れた。懐かしいなぁとかいい曲だなぁとかテンション上がってきたところでトンネルに入ってしまい、肝心のサビが聴こえなかった。そういう時に限って長めのトンネルを何本も通るから、曲が再び聴こえる頃にはもう君がなんか大人になってしまってた。

 

曲を保存して再生でもすれば途中で途切れることもないわけだけど、このご時世にわざわざラジオで電波を気にしながら曲を聴くという不合理さが、逆に人間らしくて落ち着く。周りが合理的に動き過ぎると、不合理な自分の居場所に困る。だから少しくらい不合理なものがそばにいてほしい。